SIMGOT EM2

SIMGOT JAPAN様より、2019/05/22発売のSIMGOT EM2の試聴機を提供していただいたので、しばらく試してみました。Amazonで商品ページも公開されてますね。

開封

SIMGOT EM2パッケージ表

シンプルなイラスト、しかも同系色で描かれてるシックなパッケージ。

SIMGOT EM2パッケージ裏

イヤホン内部構造のイラストが描かれスペックが表示されています。

SIMGOT EM2パッケージ内部

パッケージを開け、内箱の蓋を外したところ。レザー製のイヤホンケースとイヤホン本体(5色展開の「透明」でした)が見えます。

SIMGOT EM2イヤピース2種

イヤピースは低音域重視のバランス型と中高音域重視の大開口型があります。試聴はバランス型Mサイズで行いました。

外観

SIMGOT EM2外側

ケーブルを装着しました。本体カラー「透明」ですが、各パーツはピンクゴールドっぽくて女性にも好まれそうな色合いです。イヤホンとケーブルの接続部は独特な形状で、イヤホン側の端子部はフラットで、ケーブル側の0.78mm CIEM 2pinにカバーするパーツが追加されてます。ケーブルは4芯6N銅と銀メッキ混合線。編み込みも綺麗で標準ケーブルとしては充分なものです。

SIMGOT EM2内側

筐体が透明なので、内部構造も見えますね。仕様によると10mmダイナミック型ドライバ1基 (高分子複合チタン振動膜)& Knowles製BAドライバ1基(RAF-32873)のハイブリッド型。このダイナミック型ドライバはEN700PRO(これは良い音だった)と同じものを使用しているようです。

試聴

iBasso DX200とSIMGOT EM2

試聴はスマホのLG V30+をメインに、iBasso DX200でも聴いてみました。低インピーダンス(10Ω)なので、普通のスマホでも無理せず鳴らせます。高出力のDAPではLow Gainに設定してもボリュームをあげなくて大丈夫。

試聴曲はfripSideとかKalafinaとかのアニソンメインで。第一印象は「聴き疲れせず、楽しい音」です。ボーカルがとにかく最初に入ってきますが、低音域のリズム隊もレスポンス良く刻まれますし、シンバルなどの高音域もシャープです。1DD+1BAというハイブリッド構成ですが、基本的にDDがフルレンジを担当しつつBAが高音域の味付けになっているという音質チューニングは違和感がなく上手くいってます。

色々と音源を替えて聴いてみましたが、ポップス、ロックがやはりメインターゲットでしょう。クラシックやジャズもそつなく鳴らしますが、熱さや勢いの感じられる曲調に強みがあります。高音域のシンバルやトランペット、ヴァイオリンなどは切れ味よく刺さる寸前の鋭い煌きがあります。中音域のボーカルやエレキギターは細かいニュアンスまで再現され分離感が高いです。低音域のベースやドラムについては、量もしっかり出ているけど質もレスポンス良くタイトで切れ味が良いです。全体的には良いドンシャリでリスニングモデルとして良くまとまっています。

バランス化

2.5mmバランスケーブルに換装

手持ちに2.5mmバランスケーブル(Yinyoo YYX4745)があったので、交換して試してみました。解像度や出力は上がりましたが、各音域の主張がちょっと強くなりすぎてバランスが崩れた感もあります。

社外品ケーブルとの接続部

2本のピンだけで結合してるので、強度や耐久性はちょっと。音作りと合わせて純正バランスケーブルが出てくれることを願います。

最後に

試聴機を提供いただいたSIMGOT JAPAN様に改めて感謝します。アマゾンでは¥12,800で販売予定ですが、ライバルの多い価格帯の中でも充分に戦えるだけの音の良さ、モノとしての良さがあります。EN700PRO以来の日本市場再進出となりますが、今後の上位機種追加にも期待しつつ応援しています。

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#ポタフェス 2019 福岡に行ってきました

2019/5/11に開催されたポータブルオーディオフェスティバル2019  福岡に行ってきました。今回持って行ったのはDAP: iBasso DX200、イヤホン:DITA Answer です。

Noble Audio KHAN

とりあえず最初に聴いたのはNoble Audio KHANです。能率が低くスマホでは本領発揮できないとしつこく念押しされてますね。ブースではまずWM1Zで試聴してから自分のDAPで聴いてくださいとのことだったのでそのようにしました。ちょうど同じ試聴曲も入ってて好都合。ざっくりとした感想はK10とKATANAのいいところ取りみたいな音。ちょっと聴いただけだと普通に思えるけど、たぶん聴き込むとその普通のハイレベルさに驚くんじゃないかと思えました。

次に聴いたのはAAW ASHです。画像はなし。システム構成から想像していたよりかはおとなしい音でした。AXHの方が高音域がキレキレという特徴があってむしろ好ましく感じますが、届いたばかりでダイナミックドライバーが馴染んでなかったのかもしれないです。と書いた後に思い出したのですが、DX200がLow Gainになってました。High Gainにしておけば本来の音が聞けたかもと後悔しています。

Victor HA-FW10000

Victor HA-FW10000を聴いてみました。発売当初は試聴する機会がなかったのですが、周囲の評価が高いので期待していました。感想としては最高の万能機の一言で済みます。アコースティックギターの弾き語りからEDMまでなんでもこれ1本でこなせますね。唯一、解像度は高いけれど冷静に音楽を分析できそうもないという理由でモニター用途だけは向いてないかなと感じました。音楽を聴かせるという強い想いを感じさせる、名機FX1100をさらに洗練・強化した音でした。個人的には本日試聴した中の優勝とします。

DITA OSLOケーブル

リケーブル製品もいくつか試聴しました。まずはイヤホンに合わせてDITA OSLOケーブルです。全世界300個限定のPROJECT 71イヤホンの付属ケーブルを単体で販売予定のものです。感想としてはウォーム&ナチュラルで女性ボーカルが心地よく聴けるケーブルです。S’NEXTのスタッフさんにはDITA Answerがmmcx化してあるのがウケてました。

Brise Audio ASUHA

Brise Audioさんの新作ケーブルASUHAはしっかりとした低音域に支えられた美しいピラミッドバランスで高音域まできれいに伸びていて好感度高かったです。見た目はゴツそうですが、しなやかで取り回しも悪くありませんでした。これは欲しくなりましたね。

onso 04シリーズ (iect_04_bl2m_120)

onso 04シリーズ(iect_04_bl2m_120) も試聴してみました。ナチュラルで聴き疲れしない音で、音場も解像度も必要充分以上のものがあります。どんなイヤホンにも合わせられそうな懐の深さがあるスタンダードなケーブルだと感じました。これも1本持ってても良いかな。

Nutubeポタアン

KORGブースではNutubeポタアンを試聴しました。衝撃を与えるとキーンという真空管らしいノイズが出ますね。やはり音数少なめのアコースティックっぼい音源と相性が良かったです。iBasso DX200用アンプモジュールAMP9が楽しみになってきました。

他にもふだん福岡では聴けないような多くのメーカー・ディーラーの様々な製品を試聴することが出来て、やっぱり行って良かったなと思えるイベントでした。